You are here

平成28年度秋期 公募要領(終了)

お知らせ

  • 本ページの公募および実施は終了しております。

平成28年度秋期での変更点

  • 東工大のクォータ制導入に伴い、カテゴリAの実施期間が例年より半月ほど前倒しとなり、本実施が夏季縮退運転(ピークシフト)期間中となっております。そのため、平日昼間の全ノード実施は行わず、全ノード実施は夜間に限られることをご留意ください。
  • 申請課題が満たすべき条件として、以下の条件が追加となりました。
    ・ 本制度の採択実績があるメンバーが含まれる場合、すべての報告書が提出済である必要があります。提出期限を過ぎた未提出の報告書がある場合は、申請を受け付けません。

制度の趣旨

 2013年9月に東京工業大学のスパコンTSUBAME2.0が、理論演算性能 単精度17 PFLOPS、倍精度5.7 PFLOPSのTSUBAME2.5へと大幅に増強され、TSUBAME2.5での超大規模計算の要求はより一層高まっております。

 平成23年度から開始したTSUBAMEグランドチャレンジ大規模計算制度(無償利用)では、世界トップレベルのTSUBAMEのピーク性能をフル活用する機会を確保することを目的としており、この制度を利用した課題の二つが平成23年度にスパコンの分野での最高栄誉と言われるゴードンベル賞・特別賞(本賞)と奨励賞を受賞するなど多くの実績を残しております。

 平成28年度秋期は、全ノードを用いた大規模計算のピーク性能(計算速度)を目指す課題(カテゴリA、9月)と、極めて意義の高い結果を得るために大規模かつ膨大な計算量が必要な課題(カテゴリB、10月)の公募を行います。また東工大のクォータ制導入に伴い、カテゴリAの実施期間が例年より半月ほど前倒しとなり、本実施が夏季縮退運転(ピークシフト)期間中となっております。そのため、平日昼間の全ノード実施は行わず、全ノード実施は夜間に限られることをご留意ください。

平成28年度 秋期 TSUBAME グランドチャレンジ大規模計算制度の実施概要:

  • カテゴリA: 全ノード利用
          実施課題数:2課題程度(応募内容に応じて最大4課題)
          実施時期:平成28年9月14日16:00~9月16日 9:00 の間の 12時間~24時間
            ただし、昼間の時間帯は夏季縮退運転に伴い提供ノード数が減少します。
          試行機会:平成28年9月 9日10:00~翌日 9:00 の間の 12時間~24時間に
            380ノードを使って実行を試すことが可能
  • カテゴリB: 380ノード利用(TSUBAME3導入準備の影響で、例年より減少。障害に備えて予備ノードを準備)
          実施課題数:1課題(応募内容に応じて最大2課題)
          実施時期詳細:
            10月実施分 予備実施 10/6(木) 本実施 10/12(水)~10/19(水)
            実施時刻は予備実施は当日10時~翌日9時、本実施は初日10時~最終日9時
  • 申請課題が満たすべき条件

    • 申請課題の内容が、学術的研究である課題とします。
    • TSUBAME2.5の大規模ノード占有利用により、広くその重要性が認識されている分野での挑戦的な課題におけるチャンピオンデータが得られる十分な見込みがある課題とします。
    • 課題申請の段階で既に1000以上のプロセスを同時に実行するような大規模計算の実績が必要です。
    • 課題申請までにTSUBAME2.5を利用していることは必須ではないが、大規模ノード占有利用前に与えられる僅かな期間・計算資源にて万全の準備ができる必要があります。
    • 本制度の採択実績があるメンバーが含まれる場合、すべての報告書が提出済である必要があります。提出期限を過ぎた未提出の報告書がある場合は、申請を受け付けません。

    採択課題が果たすべき義務

    • 本制度によって得られた成果は、利用終了後1ヵ月以内に所定の様式を満たした実施報告書として提出する義務があります。提出された実施報告書のうち、公開すると定めた部分は東工大GSIC のWeb ページなどで公開されます。
    • 東工大GSIC が開催するシンポジウムなどのイベントにおける発表や、TSUBAME e-Science Journal などへの執筆へ協力する義務があります。TSUBAME e-Science Journalへ執筆した場合には、最終成果報告書の別紙として代替することができます。なお特許申請や学術的競争のために発表等ができない場合は、その理由と共に発表できる時期を明記した文書を提出してください。
    • この成果を論文発表・学会発表・プレスリリースなどする際は、グランドチャレンジ大規模計算制度による成果であることを明記し、発表後2週間以内に東工大GSIC へ報告する義務があります。
    • これらを含めて利用終了後1年以内に、所定の様式を満たした最終の成果報告書を提出すること。申請時に継続課題として認定された場合には、継続課題の利用終了後1年以内に複数課題の最終報告書をまとめて提出すること。

    本制度で得られた成果について

    本制度により得られた知的財産権は、全て採択課題の実施者へ帰属されます。

    ただし、TSUBAMEでの大規模ノード占有利用において、単なる計算機利用を超えた課題の本質的な領域における東工大GSICの協力が必要な場合には、課題申請書提出前に必ず相談してください。その上で必要な場合には協議の上で東工大の教職員との共同研究として実施してください。

    申請方法

    課題申請手続きは以下の3ステップから成ります。

    • 申請ステップ1.課題申請書(MS-Word形式) をダウンロードし、記入
        記入にあたって不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
    • 申請ステップ2.申請フォームより、課題名・課題概要・課題責任者情報を送信

        重要:翌日(土日祝日は除く)までに受理通知メールが届かない場合は、必ずお問い合わせください。

    • 申請ステップ3.申請書の電子ファイル(PDFとWord形式の両方)を下記 メールアドレス宛に添付ファイルにて提出

    申請書提出先 および 問合せ先 メールアドレス

    東京工業大学 学術国際情報センター 共同利用推進室
    kyoyo@gsic (全角@を半角にして、".titech.ac.jp"を付けてください。)

    課題審査

    課題審査は、課題選定評価委員3名以上による書類審査と、その結果を踏まえた課題選定評価委員会によって採択課題が決定されます。課題選定評価委員は、学術国際情報センター TSUBAMEグランドチャレンジ大規模計算実行委員により構成されます。

    課題の採択数

    大規模ノードを占有するような利用は一般利用者への影響が大きいため、審査により少数の課題が採択されます。採択数は提供可能計算資源との兼ね合いがあり、変動する可能性があります。
    過去2年間の採択実績と、今回の申請課題との相違点については申請書に明記する必要があります。

    • カテゴリA: 2課題程度(応募内容に応じて最大4課題)
    • カテゴリB: 1課題(応募内容に応じて最大2課題)

    今後の具体的な日程

    カテゴリA(9月実施分)
    課題公募受付 8月8日(月)~8月18日(木)17:00
    課題審査期間 8月19日(金)~9月1日(木)
    採択課題決定 9月 2日(金)
    カテゴリB(10月実施分)
    課題公募受付 8月8日(月)~9月15日(木)17:00
    課題審査期間 9月16日(金)~9月27日(火)
    採択課題決定 9月28日(水)
PageTop