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平成30年度秋期 公募要領(終了)

お知らせ

  • 本ページの公募および実施は終了しております。

平成30年度の変更点

  • 申請課題名の文字数制限について
    日本語40文字以内、英文200文字以内の制限が加わりました。これに伴い、申請書様式が改訂されました。
  • 予備実施での予約機能の活用について(平成30年度 春期実施より)
    予備実施はこれまでは運営側で指定した日時に行っていましたが、全ノード実行と異なり一般ユーザへの影響が限定的であることもあり、TSUBAME3.0の特徴である予約機能を活用し、ユーザの都合に合わせてユーザ自身に予約を行っていただきます。具体的には、ポイント(180ノードの1日相当)を各課題へ付与し、各自の都合で予約し実施します。
    一般ユーザの予約可能ノード数を超える場合は、運用側にて予約します。付与したポイントは本実施の準備のために通用実行での利用も可能です。

制度の趣旨

 平成23年度から開始したTSUBAMEグランドチャレンジ大規模計算制度(無償利用)では、世界トップレベルのTSUBAMEのピーク性能をフル活用する機会を確保することを目的としており、この制度を利用した課題の二つが平成23年度にスパコンの分野での最高栄誉と言われるゴードンベル賞・特別賞(本賞)と奨励賞を受賞するなど多くの実績を残しております。
平成30年度秋期は、全ノードを用いた大規模計算のピーク性能(計算速度)を目指すカテゴリAを夏休み期間中に、
TSUBAME3.0の1/3ノードを一週間占有利用可能なカテゴリBを10月にそれぞれ実施します。TSUBAME3.0のピーク性能(倍精度12.15 PFLOPS, 単精度 24.3 PFLOPS, 半精度 47.2 PFLOPS)を生かして初めて可能となる挑戦的な研究課題のご提案をお待ちしております。

平成30年度 秋期 TSUBAME グランドチャレンジ大規模計算制度の実施概要:

  • カテゴリA: 全ノード利用
          実施課題数:2課題程度(応募内容に応じて最大4課題)
          実施時期:平成30年 9月19(水)~21(金) の 12時間~24時間
  • カテゴリB: 180ノード利用
          実施課題数:2課題程度
          実施時期:平成30年10月10(水)~17(水) (開始/終了時刻は調整中)
  • カテゴリA,B共通
          予備実施:ポイント(180ノードの1日相当)を各課題へ付与し、ユーザ自ら予約して実施。
               一般ユーザの予約可能ノード数を超える場合は、運用側にて予約します。
               付与したポイントは本実施の準備のために通用実行での利用も可能です。
  • 申請課題が満たすべき条件

    • 申請課題の内容が、学術的研究である課題とします。
    • TSUBAME3.0の大規模ノード占有利用により、広くその重要性が認識されている分野での挑戦的な課題におけるチャンピオンデータが得られる十分な見込みがある課題とします。
    • 課題申請の段階で既に1000以上のプロセスを同時に実行するような大規模計算の実績が必要です。
    • 課題申請までにTSUBAMEの利用経験は必須ではありませんが、大規模ノード占有利用前に与えられる僅かな期間・計算資源にて万全の準備ができる必要があります。
    • 本制度の採択実績があるメンバーが含まれる場合、すべての報告書が提出済である必要があります。提出期限を過ぎた未提出の報告書がある場合は、申請を受け付けません。

    採択課題が果たすべき義務

    • 本制度によって得られた成果は、利用終了後1ヵ月以内に所定の様式を満たした実施報告書として提出する義務があります。提出された実施報告書のうち、公開すると定めた部分は東工大GSIC のWeb ページなどで公開されます。
    • 東工大GSIC が開催するシンポジウムなどのイベントにおける発表や、TSUBAME e-Science Journal などへの執筆へ協力する義務があります。TSUBAME e-Science Journalへ執筆した場合には、最終成果報告書の別紙として代替することができます。なお特許申請や学術的競争のために発表等ができない場合は、その理由と共に発表できる時期を明記した文書を提出してください。
    • この成果を論文発表・学会発表・プレスリリースなどする際は、グランドチャレンジ大規模計算制度による成果であることを明記し、発表後2週間以内に東工大GSIC へ報告する義務があります。
    • これらを含めて利用終了後1年以内に、所定の様式を満たした最終の成果報告書を提出していただきます。申請時に継続課題として認定された場合には、継続課題の利用終了後1年以内に複数課題の最終報告書をまとめて提出する必要があります。

    本制度で得られた成果について

    本制度により得られた知的財産権は、全て採択課題の実施者へ帰属されます。

    ただし、TSUBAMEでの大規模ノード占有利用において、単なる計算機利用を超えた課題の本質的な領域における東工大GSICの協力が必要な場合には、課題申請書提出前に必ず相談してください。その上で必要な場合には協議の上で東工大の教職員との共同研究として実施してください。

    申請方法

    課題申請手続きは以下の3ステップから成ります。

    • 申請ステップ1.課題申請書(MS-Word形式) をダウンロードし記入します。
        記入にあたって不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
    • 申請ステップ2.申請フォームより、課題名・課題概要・課題責任者情報 を送信してください。

        重要:翌日(土日祝日は除く)までに受理通知メールが届かない場合は、必ずお問い合わせください。

    • 申請ステップ3.申請書の電子ファイル(PDFとWord形式の両方)を下記の問合せ先メールアドレス宛に添付し送信します。

    申請書提出先 および 問合せ先 メールアドレス

    東京工業大学 学術国際情報センター 共同利用推進室
    kyoyo@gsic (全角@を半角にして、".titech.ac.jp"を付けてください。)

    課題審査

    課題審査は、課題選定評価委員3名以上による書類審査と、その結果を踏まえた課題選定評価委員会によって採択課題が決定されます。課題選定評価委員は、学術国際情報センター TSUBAMEグランドチャレンジ大規模計算実行委員により構成されます。

    課題採択数

    大規模ノードを占有するような利用は一般利用者への影響が大きいため、審査により少数の課題が採択されます。
    採択数は提供可能計算資源との兼ね合いがあり、変動する可能性があります。
    なお、平成30年度春期以前の採択課題も今回の公募に申請/採択可能です。
    ただし、過去2年間の採択実績と、今回の申請課題との相違点については申請書に明記する必要があります。

    • カテゴリA: 2課題程度(応募内容に応じて最大4課題)
  • カテゴリB: 審査結果を踏まえて最大2課題

公募日程

カテゴリA、カテゴリB
課題公募受付 7月5日(木)~8月20日(月)17:00
採択課題決定 9月3日(月)
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