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e-Science実現に向けた取り組み

スーパーコンピュータTSUBAMEへのNAREGIグリッド配備・運用

GSICは国立情報学研究所、全国共同利用情報基盤センター(北海道大学、東北大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の計8大学の情報センター)、筑波大学 計算科学研究センターとともに、国立情報学研究所を中心に開発されたNAREGIグリッドミドルウェアを用いた学術グリッドの配備を進めています。GSICが所有するスーパーコンピュータTSUBAMEに対して、国立情報学研究所のNAREGIポータルからジョブ投入が行えるようにNAREGIミドルウェアを導入しています。これにより、NAREGIグリッドユーザのTSUBAME上での大規模並列アプリケーションの実行が可能になりました。さらにはTSUBAMEスパコン利用とNAREGIグリッド利用のユーザ管理や課金管理も統一して行えるようになり、管理コストも軽減されました。

TSUBAME上での運用経験を活かし、来年度(平成22年度)に導入されるTSUBAME 2.0ではより大規模にNAREGIグリッドを展開し、学術グリッドの本格的運用の支持を続けていきます。
また、e-Scienceプロジェクトで学術ネットワークSINET上に構築したデータ共有環境RENKEI-POPと連携したデータグリッド環境の整備も計画しています。

本プロジェクトは国立情報学研究所 CSI委託事業「NAREGI本格運用によるe-サイエンス/CSIの実現及び研究開発」の委託を受け進めているプロジェクトです。

関連ドキュメント

プロジェクト情報

プロジェクト開始: 平成20年度
コンタクト: Grid配備コンタクト

メンバー

  • 松岡 聡
  • 滝澤 真一朗

NAREGIミドルウェア動作整合性監視システムの開発

NAREGIグリッドミドルウェアにはジョブ管理や、資源情報収集、プログラミング環境の提供、広域分散データ共有などの数多くの機能がありますが、個々の機能の動作・整合性を確認するには、手動でジョブ投入して確認する、データベースを走査する、サーバにログインしてプロセス状態を確認する、といった繁雑な作業をする必要がありました。このような作業を自動化し、サービス状態の確認の簡便化と障害発生時の通知を行い、NAREGIグリッドの運用支援を行うツールとして東工大で開発したのがNAREGIミドルウェア動作整合性監視システムです。

本プロジェクトは国立情報学研究所 CSI委託事業「NAREGI本格運用によるe-サイエンス/CSIの実現及び研究開発」の委託を受け進めているプロジェクトです。

プロジェクト情報

プロジェクトURL: 準備中
プロジェクト開始: 平成20年度
コンタクト: NAREGI-Monコンタクト

メンバー

  • 松岡 聡
  • 滝澤 真一朗

RENKEIプロジェクト

GSICは計算機やデータ、ユーザなどからなる研究コミュニティを柔軟に形成することにより実現する新たな科学技術研究手法である「e-サイエンス」を実現するために、国立情報学研究所や産業技術総合研究所、筑波大学らと協力してソフトウェア、環境の構築を進めています。本プロジェクトでの我々の役割はe-サイエンス実証インフラの構築、および協力他組織のソフトウェア成果物をそのインフラに展開してユーザ利用を促すユーザ連携です。

本プロジェクトの詳細は「研究コミュニティ形成のための資源連携技術に関する研究」にあります。GSIC担当分については上記ページ実証評価・ユーザ連携に詳細情報があります。

本プロジェクトは文科省の科学技術試験研究委託事業による委託事業:次世代IT基盤構築のための研究開発「e-サイエンス実現のためのシステム統合・連携ソフトウェアの研究開発」に委託を受け進めているプロジェクトです。

プロジェクト情報

プロジェクトURL: 研究コミュニティ形成のための資源連携技術に関する研究,
サブテーマ5 実証評価・ユーザ連携
プロジェクト開始: 平成20年度
コンタクト: RENKEIコンタクト

メンバー

  • 松岡 聡
  • 滝澤 真一朗
  • 佐藤 仁
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