TSUBAME2.0を利用した "Peta-scale Phase-Field Simulation for Dendritic Solidification on the TSUBAME 2.0 Supercomputer" 及び"Petaflop Biofluidics Simulations On A Two Million-Core System"と題する論文が、Gordon Bell賞のfainalistにノミネートされました。本年は、ノミネートされた5件の論文の内、2件がTSUBAME2.0を用いたものとなりました。

Gordon Bell賞は、ハードウエア及びソフトエアにおける当該年における最高の成果に対して与えられるもので、2011年11月12-18に開催されるSC11におけるプレゼンテーションを経て、最終的な受賞者が決定されます。

日本からは、他に理化学研究所の京によるDFT計算"First-principles calculations of electron states of a silicon nanowire with 100,000 atoms on the K computer"がノミネートされています。

なお、TSUBAME2.0を用いた上記研究については、下記をご覧下さい。

• フェーズフィールド法による金属材料デンドライト凝固成長の大規模GPU計算
• Multiphysics Biofluidics Simulation