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2014/2/19

ICTを活用した世界遺産地域管理と保存意識向上に関するワークショップ
(World Heritage Site Preservation Awareness Campaign in Luang Prabang, Lao PDR)


東京工業大学学術国際情報センターとラオスルアンパバーン県世界遺産保存局(The Department of World Heritage (DPL))は、2014年2月19日-20日にラオスルアンパバーンにて「ICTを活用した世界遺産地域管理:地域保存のための意識向上週間」の一環としてルアンパバーン遺産管理委員会を中心にワークショップを開催した。遺産管理データベース、町並みの変化を可視化した地理情報システム(GIS)、遺産保存意識向上を目指したモバイルラーニング、Evernoteを活用した知識管理システムなどの展示説明会には120名を超す学生、専門家が参加した。遺産管理委員会との現地ワークショップには21名が参加し、これまでの取り組みの実績と教訓、及び今後の協働活動について話し合われた。特に、現在開発中のモバイルラーニングのアプリケーションを通じた世界遺産地域保存の意識向上プロジェクトには、高い興味が寄せられ、現在大学生を対象にした調査を政府関係者を含む調査に拡大し、幅広い層を網羅するようリクエストが寄せられた。 ICTを活用した世界遺産管理意識向上週間では、ルアンパバーン世界遺産保存に関するコンペティションが開催され多くの参加者を得た。様々なICTを活用した世界遺産保存の重要性が確認され、本取り組みの様子は世界遺産管理局により各種のメヂィアを使い広く宣伝された。また、海外研究機関との協働の好事例として注目された。



ICTを活用した遺産管理プレゼンテーションの様子(世界遺産局ICTセンター)

世界遺産管理委員会のメンバーと


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