米国タンパ市で開催されているIEEE Supercomputingにおいて第28回のTop500®(http://www.top500.org/ )リストがアナウンスされ,東工大のスーパコンピュータTSUBAMEは,産学共同の研究開発の結果,前回の38.18TeraFlops(1TeraFlops = 1秒間に1兆回の浮動小数点演算)から,47.38TeraFlopsと,9.2TeraFlopsの性能向上を果たし,前回に引き続きアジアで1位,全体では9位とトップ10にランクインしました。
今回の性能向上はClearSpeed社のアクセラレータ (内蔵型の演算加速装置)を有効活用するアルゴリズム,およびそれを実現したプログラムを開発したところによります。
今後とも東京工業大学では,TSUBAMEを「みんなのスパコン」として広くその性能を提供するとともに,引き続き世界に互するスーパコンピュータの性能向上の研究開発及びインフラ整備を続けていく予定です。