SuperCon '95 本選課題 石 選 び 問 題 〔課題〕 *石選び問題とは* まず,異なった重さの石が $n$ 個与えられているものとする.このとき,与え られた目標の重さに対し,合計がその重さになるような石の選び方を求める問 題(解が複数ある場合には,その一つを求めればよい). 具体的には,決められた重さの 40 個の石(slist 参照)に対して,以下の各問題 ジャンルを解くプログラム s5.c, s10.c, s.c を作成するのが課題. 問題セット: (ジャンルA)石 5 個でできる重さ 10 問 (ジャンルB)石 10 個でできる重さ 10 問 (ジャンルC)石 ? 個でできる重さ 10 問 〔審査方法〕 審査委員会では,上記のプログラム 3 本を,順次(s5.c, s10.c, s.c の順)実 行するプログラムを走らせ,総経過時間(Total Elapsed Time)が 10 分となっ た時点で打ち切る.その際,以下の方法でポイントを数え,何ポイント取れるか で競う. ポイントの決め方 (ジャンルA)正解 1 つにつき 1 ポイント (ジャンルB)正解 1 つにつき 5 ポイント (ジャンルC)正解 1 つにつき 10 ポイント 近似解: 誤差 100 の解 1 つにつき x 0.1 ポイント 以下,誤差 1000 の解,x 0.01 ポイント,... となる. 〔計算機性能と使用条件〕 審査に用いるコンピュータは C916/12256(クレイ社製)で,以下の性能を持って いる. クロックスピード 4 ナノ秒,CPU 数: 12, メモリ: 2 ギガバイト 1 CPU あたりのピーク性能: 1 ギガフロップス (つまり 1 秒間に $10^9$ 回の浮動小数点演算が可能) ただし,今回は使用 CPU 数 9 個以下であること,使用可能メモリ 128 メガバイト 以下であること,といった条件を設ける.なお,審査の際は,他のジョブをすべて 停止し,対象プログラムだけを走らせて時間を測る.