エディタ mule の使い方

プログラム作成に使用するエディタとしてはviあるいは mule(emacs like)しかない.普段使い慣れているエディタ 以外のものを使うことは,コンテストでの作業効率に影響する ことは理解できるが,現にこれらのものしかない.これらのエディタに 慣れるか,毎回,使い慣れたエディタで作成したプログラムをスパコンに uploadするかいずれかの方法を選択されたい.ここでは,エディタmuleの 使い方を紹介する.

コマンド

      % mule        : % はシェルプロンプト
      % mule -nw    : 新規にウィンドウを開かない.X Window環境が前提

エディタコマンド

( Ctrl+xX: コントロールキーを押したまま,Xキーを叩く.XはShiftキーは不要. ESC X はESCキーを押した「後」,Xキーを叩く.)
起動 % mule
終了 Ctrl+X Ctrl+C
編集 Ctrl+X Ctrl+F a.c Enter : 編集開始。ファイルa.cとバッファを関連づける.
エディタ内ではタイプしたものがそのまま入力される.
Ctrl+D : 現在位置から右側一文字削除
DEL(あるいはCtrl+H) : 現在位置から左へ一文字削除
Ctrl+K : 現在行を削除
Ctrl+Y : 直前に削除した内容をバッファに取り込む
Ctrl+SPACE : 現在位置をマ−ク
Ctrl+W : マ−クした箇所から現在位置までの内容を削除
Ctrl+F : 右へ一文字移動
Ctrl+B : 左へ一文字移動
Ctrl+A : 行頭へ移動
Ctrl+E : 行末へ移動
Ctrl+N Ctrl+P : 上下への一行単位の移動
Ctrl+V : 前方へ1ペ−ジ単位の移動
ESC > : バッファの最後へ移動
ESC < : バッファの先頭へ移動
Ctrl+X I b.c Enter : ファイルa.c の中身がバッファに挿入される.
保存Ctrl+X Ctrl+S : バッファの内容をファイルへ書き込み
探索Ctrl+S 探したい文字列 : 以降 Ctrl+Sを繰返す.
置換Esc % 文字列 with: 置き換えたい文字列
YESの時は Y,NOの時はN,全部の時は!
コマンドのやり直しCtrl+G
命令の取り消しEsc X undo Enter
シェル環境Esc X shell Enter
画面の分割Ctrl+X 2、戻すには Ctrl+X 1
画面間の移動Ctrl+X O(オー)
バッファ間の移動Ctrl+X Bもしくはバッファ名