安全なパスワ−ドの作り方

よくないパスワ−ドの例

  • 長さが7文字以下のパスワ−ド(しらみつぶしに調べた場合、6桁の場合と8桁の 場合とでは、一致するまでにかかる時間は、8000倍も違う!)
  • アルファベットや数字のみのパスワ−ド.
  • ログイン名、およびそのバリエ−ション(反転、大文字化など).
  • 自分の名前とネックネ−ム、およびそのバリエ−ション.
  • 自分に関する情報を元にしたパスワ−ド.
  • 家族、友達の名前.
  • 英語、日本語問わず、辞書に載っている単語.
  • 地名、架空の物語の中の登場人物、呪文等.
  • スポ−ツ、芸能、音楽、科学等に関する単語.
  • 短い単語同士を特殊文字でつないだもの(一部の本では安全と推奨しているが 危険)
  • 上記に該当する単語に対し、一部を大文字化したもの、あるいは、語頭、語尾 に特殊文字を追加したものもパスワ−ドとしては不適当.

パスワ−ドの例

以下にパスワードの例を紹介する.基本的なアイデアは,良く知った覚えやすい単語を ベースにすること.ただし,当然であるが元になる基本単語について他人に知られてはならない.

例1) 最初に2つの単語、例えば、果物の名前banana, appleを思い浮かべる.

  • 次に一部を切りだし、特殊文字(たとえば、%)でつなぐ: bana\%ple.
  • ついで語頭にZに近い文字を加える: xbana\%ple.
  • 次に数字を連想できる文字を数字で置き換える: xba7\%ple.
  • 最後にどれか一文字を大文字に置き換える: xBa7\%ple.

例2) もう少し簡単な方法もある.今度はある単語を思い浮かべてる.たとえば、 restaurant(レストランの正しい英語)とする.

  • これは日本式発音で読んでみる: resutoran.
  • たまたま頭が、rで始まっているので先頭に文字を追加するとはしない.
  • そして同じように数字を連想させる部分を変える: resu10ran.
  • つぎに、特殊文字を途中に入れる: re'su10ran.
  • さらに一部の文字を大文字に変える: re'su10Ran.