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2011年7月22日

出炭における地震危険可能性および安全への備え
(International Symposium on Earthquake Hazard Potential and Preparedness for Safety in Coal Mining)


平成23年7月22日にタイ国ランパーン県タイ発電公社メモ炭鉱運営・計画部でGSIC主催国際シンポジウムを開催した。タイ発電公社の炭鉱運営部長の挨拶の後、東日本大震災の犠牲者に黙祷が捧げられ、タイ発電公社(EGAT)から無償貸与されたガスタービン発電設備2台(各13万kW)は、川崎火力発電所敷地内及び、大井火力発電所敷地内に設置されたというビデオニュースが紹介された。本シンポジウムは、東北地方太平洋沖地震の災害調査報告をはじめ、東南アジア最大規模の露天掘り炭鉱における動的斜面安定解析と対策工法、地震時の斜面安定化設計手法、動的パラメータ決定法、モニタリング技術、斜面補強工法、補強材料技術、物理模型実験、3次元動的変形解析、情報技術の応用など、様々な研究課題で、地下資源開発に向けた国際共同研究を実施する協働活動報告として活発な議論がなされた。 当シンポジウムに、タイ発電公社の職員、タイ北部の主な大学の研究者、鉱山開発関係の民間企業、ラオスの炭鉱業者など、講演者10名を含む99名が参加した。

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開会式の様子

開催場所(タイ発電公社メモ炭鉱運営・計画部)


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