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2010年11月11日

モンゴルの教育分野への情報通信技術の導入
(ICT Use in Education in Mongolia)


2010年11月11-12日にモンゴルの首都ウランバートルでモンゴル教育文化科学省と東京工業大学学術国際情報センター・理工学大学院国際開発工学専攻の協働のもと、教育におけるICT(ICT Use in Education)をテーマにした国際シンポジウムと国内ワークショップが開催された。会議にはモンゴルから教育科学文化省のICT専門家や教育関係者、国際開発関係者、関連分野の大学教授、小中学校教員代表、ICT企業代表などが参加した。それに加え、UNESCOアジア太平洋地域事務所(UNESCO Bangkok)のICT教育担当者、東京工業大学の共催チーム、韓国からのICT教育開発企業代表等を含め、計70名が出席した。国内ナショナルワークショップでは、教育の現場への効果的、効率的なICTの導入を促進するための政府の戦略、関連ソフトウェ開発や情報技術インフラ環境の現状、ウェブベースの教員研修の事例等、30件に及ぶ多方面からの発表、事例紹介が行なわれた。また、オープンソースとWindowsへの賛否に対するディベート、教育管理情報システムや非IT教員のICT基準、教育におけるICTプロジェクトの持続性など様々な発表と議論が行われた。国際シンポジウムでは、モンゴル教育文化科学省次官の開会挨拶の後、UNESCO BangkokのICT教育専門家Dr Miaoからはアジアの教育におけるICTの現状と動き、東京工業大学GSIC山口しのぶ教授と国際開発工学専攻の高田純一教授チームからはモンゴルの基礎教育におけるICT利用状況へのベースライン調査の結果、日本における教育分野でのweb-portal活用の現状に関する基調講演が行われた。さらに、韓国ICT企業による教育機関とICT企業の協力による教育の質の向上プロジェクト、日本企業とモンゴルの小中学校とのジョイントプロジェクト、同分野における世界銀行やアジア開発銀行による国際開発プロジェクトも紹介され、モンゴルの教育におけるICT戦略ペーパーが議論された。本ワークショプと国際シンポジウムは参加者にとって、実施中のプロジェクトの経験や異なるアプローチ、他国でのICTの効果的利用情報の共有や交換ができ、教育におけるICT導入の問題および解決策および教育におけるICT政策を促進すると評価された。


シンポジウムの様子

モンゴル科学教育省のメンバー


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